利用者が生活を送る介護施設では、24時間体制で介護サービスを提供する必要があります。しかし、これは一般的な介護職員の話であり、直接介護業務を行わないケアマネは普通平日の勤務で、夜勤もありません。
休日がどうなっているのかは施設によって異なり、定休日を平日に設定している施設もあります。土日が休日と定めている施設は、大型のところや公的施設が多いようです。でも、ケアマネは定期的にサービス担当者会議に参加する必要がありますが平日にメンバーが集まりにくい場合は、土日に召集されることもあります。
ゴールデンウィークのような大型連休もその施設によって制度が違い、特に定休日のない介護施設では、連休中に休むのが難しい場合も少なくありません。利用者やその家族の要望次第では、仕事が入るかもしれません。例えば利用者の容態が悪くなった場合には、ケアマネに緊急連絡が入ります。
厚生労働省が調査したところ、休日出勤の経験ありと答えた人は約47%、時間外勤務の経験がある人は約70%となっていました。また、サービス残業経験者も約70%います。
それから、介護業務などと兼任しているケアマネは約52%いました。介護業務も担っているとなると、必ずしも定休を取れている人は多くないことがうかがえます。業務の負担が大きいと考えるケアマネも少なくないので、転職などを考えるときは専任であるか否かを重視すると良いかもしれません。
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